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メコンの流れのように

多様な価値観、1つの世界

オンライン英会話を始めて二言語同時学習をしたら世界が変わった。

サバイディーສະບາຍດີ どうも、ラオスのジーコです。   協力隊員の共通の悩みとして、一番に上がるのはやはり言語習得ではないでしょうか?   特に、ぼくの派遣地ラオスのような英語圏ではない国に派遣された隊員は、語学習得に占める苦労は大きいと思います。    

ラオ語と英語、どっちを勉強すればいいんだ??

  ぼくも語学習得に苦労をしている人間のひとりでした。   ぼくの職場は首都にある国立大学ということもあり、同僚の多くが英語が話せます。   赴任当初のぼくは「これはラッキー!」 英語は協力隊が終わってからも役に立つし、ラオス語よりも英語を重視して勉強しようと思ったのです。   しかし、それから2か月が経ち、新隊員(2016年度2次隊)がラオスにやってきて、 自分のラオ語が全然成長していないことに焦りを感じます。 これじゃヤバい!!と思い今度は、英語よりもラオ語を重視して勉強するようになりました。   すると、案の定、今度は、英語を話さなければならない時に、全然英語が出てこないのです。   挙句の果てには、英語を話そうとするとラオ語が出てきて、ラオ語を話そうとすると英語が出てきてしまうという状態になってしまっていたのです。   最初はラッキーと思った英語とラオ語の両方が通じてしまう環境が逆に、自分を苦しめるものになるなんて…。   それから僕は英語とラオ語を同時に勉強する方法を色々試してみました。   そして、その結果たどり着いたのが、オンライン英会話を用いた二言語同時学習法です。    

オンライン英会話はどこの会社が良い?

  オンライン英会話というのは、skypeを用いて英語圏の国の人と英会話をするものです。   オンライン英会話の会社にも色々あるのですが、ぼくが今回選んだのがDMM英会話です。 何故、DMM英会話を選んだのかというと、単純に他の会社よりも安い(毎日25分のレッスンで月額4950円)のと、『iknow!』という有料の英語学習アプリ(月額1480円)が無料で使えるからという理由です。 この『iknow!』という英語学習アプリは本来有料アプリということもあり、かなり質が高いです。   実は大学生の頃にも他社のオンライン英会話をやっていたことがあるのですが、教師の質や教材の質はどこの会社も大して変わらなさそうなので、一番安くて特典のあるDMMがお得だと判断して選びました。  

オンライン英会話を用いた二言語同時学習のやり方

  では、そのオンライン英会話を用いてどうやってラオ語と英語の二言語同時学習を行うか? ぼくは基本的には以下の4ステップで行っています。  

1.その日のオンライン英会話の予習。

まず、その日に勉強する教材の予習を英語で行います。 レッスン教材の『会話(conversation)』を用いて、フリートークパートの話す内容を予め考えます。  

2.オンライン英会話を受ける。

セルビア人の綺麗なおねーさんを講師に選んで英会話レッスンをふつうに楽しみます。(もちろん、男性でも、セルビア人でなくてもいいですよ。皆さんの好みで選んでください!)  

3.オンライン英会話で使ったフレーズをラオ語に訳す。

英語のできる同僚に「この英語のフレーズはラオ語でなんて言うの?」と聞いて、ノートに書きます。 例えば「How long does it take you to commute to work?(通勤にはどれだけかかる?)」というフレーズは ラオ語では『ເຈົ້າໃຊ້ເວລາເດີນທາງດົນປານໃດ』というふう訳されるようです。  

4.ラオ語に訳したフレーズを使って会話をする。

ラオ語に訳したフレーズを使って、2~3人の同僚に話しかけてみます。   以上がぼくの実践しているオンライン英会話を用いた二言語同時学習のやり方です。  

二言語同時学習のメリット

  この方法を行ってみて感じているメリットとして以下のことを感じています。

・単語を忘れにくい。

実際の英会話の中で使った会話をラオ語に訳しているため、英会話との記憶とリンクしてラオ語の単語も忘れにくくなります。 さき程の例文で出した「commute(通勤する)」という単語がラオ語で『ເດີນທາງ』だなんてことは普通の勉強机に向かった勉強では、すぐに忘れてしまっていたと思います。  

・それぞれの言語の特徴や文化が分かる。

二言語同時に学習するということは、日本語を合わせて3ヵ国語でその意味を考えることでもあります。 そうすると「日本語と英語」、「日本語とラオ語」だけではできなかった、3ヵ国語の比較という事ができ、今まで見えてこなかったそれぞれの言語の特徴が見えてきます。  

・同僚との会話が増えた。

英語のフレーズをラオ語でなんて言うのかと聞くことで、会話のきっかけが産まれるようになり以前よりも会話が増え、また同僚も積極的にラオ語を教えてくれるようになりました。  

・勉強が楽しくなった。

なによりこの学習法を実践して感じていることが、今まで苦痛だった語学の勉強が楽しいということです。 たぶんそれは、「ラオ語取得のためのラオ語の勉強」「英語習得のための英語の勉強」から 『ラオ語習得のための英語の勉強』になったからだと思います。   「ラオ語取得のためのラオ語の勉強」のときは、ラオ語を勉強しなきゃならないという気持ちが強く、それがストレスになってしまっていたのです。   しかし、『ラオ語習得のための英語の勉強』にすると、期末テスト前に普段しない部屋の掃除がはかどるみたいな感じになるのです。 わかりますかこの感覚(笑)   つまり、二言語を同時に勉強することによって、どちらの勉強も片方の勉強の逃げ場になったのです。   そうなったことで、両方の言語学習が仕事から遊びのように感じるようになったのです。   それはまさに、世界が変わったような…そんな感覚です。   もし、今、皆さんが語学勉強をしているのなら、二言語を同時に勉強してみてはいかがでしょうか?