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メコンの流れのように

多様な価値観、1つの世界

『仕事は楽しいかね?』から協力隊の働き方を考えてみた

サバイディー!

どうも、ラオスのジーコです。

職場に派遣されて1か月ちょっとが経ちました。

今は少しずつ仕事場の環境に慣れてきましたが、

仕事が始まって数週間が経った頃、あまりに仕事がなさ過ぎて、

やっぱり協力隊なら誰しも考える時期があると思うんですが

「僕は何のためにこの職場にいるのか?」なんてことを思っていました。

しかし、そんな時にある本と出会い、考えを変えることが出来ました。

その本とは『仕事は楽しいかね?』という2001年に出版された、ちょっと昔の自己啓発系小説です。

あらすじ…

出張の帰りに大雪で閉鎖になった空港で、偶然出会った老人の「仕事は楽しいかね?」という問いかけに、動揺してしまった35歳の『私』。日々の仕事にゆきづまりを感じ、未来に期待感をもてない私に、老人は一晩だけの講義を開始した。老人の含蓄ある言葉に『私』はしだいに仕事観を揺さぶられていく。

この本に出てくる老人マックスは、一般常識で仕事上大切とされている「目標を立てること」を一貫して否定します。

なぜマックスは「目標を立てること」が良しとしないのか?

今回は『仕事は楽しいかね?』で出てきた老人マックスの言葉を紹介していきます。

彼の言葉は協力隊の活動にもとても通じるものが多いと思います。

『試してみることに失敗はない』

僕たちは、いつも何かを始めるときは、それが成功するか失敗するかで判断しがちです。

そして、すこしでも失敗の可能性のあることは諦めようとします。

しかし、いきなり100%成功するものがこの世にどれだけあるでしょうか?

失敗の失敗たる所以は、失敗を失敗のままにしておくことです。

試してみれば新しくわかることが必ずある。わかることがあったならそれをどうして失敗と呼べるでしょうか?

「どうせ人生なんて思いどおりにはならないからね」

そう。ラオスに来て、当たり前のことながら日本に居たとき以上に思い通りにならないことばかり。

これから毎日8時半に職場に行こうと思ったところで、バスはいつ来るかわからない。

目標を立てたところで、思い通りにいかなくて、逆にイライラが溜まるだけ。

そこにエネルギーを使うのは勿体ない。

「人生は進化だ。そして進化の素晴らしいところは、最終的にどこに行き着くか、まったくわからないところなんだ。」「きみは、最初に陸にあがった魚は長期にわたる目標を持っていたと思うかね?」

自分自身、高校生の時には今の自分がラオスにいるなんて想いもしていなかった。(ラオスってどこなのかも知らなかった。)

そして最近では、「協力隊終わったらどうするの?」と沢山の人に聞かれるけど、今の時点ではそれもわからない。

協力隊の経験が今後、自分の人生にどんな影響を与えてくれるかなんてわからないけど、この経験は必ず活きるということだけは確信している。

「成功する人たちはね、自分がどこへ向かっているかということはわかっていない。 ただ、遊び感覚でいろいろやって、成り行きを見守ろうと思っている。」

この言葉が自分の中で一番心に刺さった。

「せっかくラオスに来たのに何か物足りないな~」と思っていたけど、その正体が『遊び心』だったように思う。

面白くするも、つまらなくするも、自分自身。

つまらないなら自分から動かなきゃ!

「ある事柄が完璧だと決め込んでしまったら、その事柄はそれ以上よくならず、ライバルに追い抜かれるのをただ待つだけだ。その結果言えるのは“完璧さとは、ダメになる過程の第一段階”ってことだ」

時代は常に変化している。

時代が変化しているのに、変わろうとしなければ、その時BESTだったもの、すぐにWORSEになってしまう。

常にBETTERを目指すことで、やっとBESTであり続けられる。

「人は、変化は大嫌いだが、試してみることは大好きなんだ。」

今の状態が悪いとわかっていても、変わることは難しい。

しかし、みんなお試しセットやお試し価格には飛びつく。

協力隊の活動も似ている。

変えようと思うと難しいけど、試してみようと思うと案外簡単にできちゃったりする。

そして、変化は必ず試すところから始まる。

僕はこの本を読んでから、『1日1試し』をスローガンに毎日を過ごしている。

今まで行ったことのない食堂に行っているでも、バスの隣の人に話しかけてみるでも、何でもいい。

ただ目の前にあるチャンスを逃さないように、「今日は何を試そうか?」と思うだけで毎日ワクワクするようになった。

もし今、仕事に、活動に悩んでいることがあれば、失敗することなんて考えないで、とりあえず「何かを試して」みてはどうでしょうか。