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ラオスの仏教僧の備忘録(出家13~14日目:『え!こんな人が?!』お寺にやって来る人一覧)

 

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サバイディーສະບາຍດີ

どうもラオスの仏教僧ジーコです。

 

早いもので、今日で出家生活がちょうど2週間(14日目)です。

 

そして、あと3日で出家生活を終えます。還俗いたします。

正確には23日の朝に還俗の儀式を行う予定なので2.5日と言った方がいいでしょうか。

 

 そろそろこの備忘録シリーズも終わりまとめに向かっていきますね。

 

 

ということで、今回はどんな人がお寺にやって来るのかをまとめたいと思います。

 

思い出せたのを書きだすと以下のような人がぼくの出家しているお寺にはやってきます。↓

 

・托鉢に来る人 

もちろん朝にぼくたち坊主が町を歩いて托鉢に行くのですが、その時間に間に合わなかった人や、お昼ご飯のために托鉢をしに来てくださる方がいらっしゃいます。(たまに托鉢が少なくてお昼ご飯がないときもあります。そんなときはこれまでに頂いたお菓子やインスタントラーメンでしのぎます。)

 

・ご飯を買うお金がない人

毎朝、毎昼食時にお坊さんたちの食べ残しを貰いにくる貧しい方もお寺にはいらっしゃいます。なので、ぼくは自分が頂いたカオニャオ(もち米)のほとんどは彼らに渡しています。

 

・使用人

ぼくらのお寺には1人だけお寺のお手伝いをするために使用人がお坊さんに交じってお寺に住んでいます。たぶん大きなお寺だと何人もいると思います。

 

・話好きの近所のおっちゃん

書いてある通り。話好きの近所のおっちゃんが暇を持て余してやってきます。笑

 

・子どもたちや子連れの家族

ぼくも子どもの頃近くの神社でよく遊んでいましたが、そんな感じで毎日子どもたちがお寺で走り回っています。また、散歩をしに近所の小さな子を持つお母さんたちがやってきたりします。

 

・お葬式の参列者

うちのお寺にはほかのお寺にはあまりない火葬場があります。そのため2日に1回くらいは葬式がお寺の敷地内で行われます。

 

・坊主たちの学校の友達

うちのお寺で出家しているお坊さんのほとんどが学校に通いながら出家しているので、時々彼らの友達が話しにやってきます。

 

・坊主たちの親類

生活必需品などを持ってきたり、何かしらの用事でやってきたりします。しかし、極稀に。

 

・家出少年

母と喧嘩して家を出てきたが、一般人の友達の家に泊まるのは申し訳ないから、お坊さんの友達に頼んでお寺に泊まらせてもらっているとのこと。そんなのもアリなんですね…。

 

・キンソム屋(果物屋)

ラオスでは定番のキンソム(酸っぱい熟れていない果物を食べる習慣)はお寺でもあります。お坊さんたちがご飯を食べれるのは朝と昼だけですが、午後からも水と果物はOKです。そのため、キンソムはお坊さんたちにとって貴重な空腹解消材。

 

・日用雑貨屋

お坊さんにも必要な物があります。パンツ(昔は穿いていけなかったらしい)とかノートとか本とか延長コードとかサングラスとかスピーカーとかハンドスピナーとか何でも屋さんがやってきてその度お坊さんたちが群がります。

 

・宝くじ屋のおばちゃん

宝くじを売りにやってきます。たまに買うお坊さんもいます。「おい!煩悩!」

 

 

以上。大体こんなもんですね。

 

 

日本との違いとしては、『お参り』に来る人(参拝者)がいないということですね。

 

日本とラオスの仏教の大きな違いの1つですね。

日本の仏教は仏様にそのままにお祈りをしようとします。

ラオスでは托鉢をするという行為がそれに当たります。

考えてみれば、お祈りしても自らが行動をしなければ何にもなりませんね。(仏教は仏さまが願い事を叶えてくれるというわけではないので)そもそも仏教は、前回説明したように個人の行動を何より重視しています。

 

上座部仏教(ラオスの仏教)においてお坊さんは一般人が仏教的行動をするための媒介的役割も果たしているのですね。それ故にとても重要な存在でもあるわけですね。

 

 

それでは今回はこんなところで。

ໂຊກດີ